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早めに見えなくなると思います。
by swingpop
海の見えるとこ
 インターネットにつなげることができていませんでした。
 そのため、書いてませんでしたが今日春子様(仮名)に会ってまいりました。いい感じでした。

 元々、鳥取に帰る前に遊ぼうとメールしていたのですが、予定があわないようで昨日やっと約束がとれ、今日遊ぶことになりました。待ち合わせはわたくしの家です。なぜか打ち合わせもなしで決まっていました。
 それで今日。朝の11時頃に「化粧をしてるよ」というメールが来て、あ、一時間かかると思いつつ待っていました。そうして両替の用事を終わらせ、ついでなのでサポートに電話をしていたら、春子様が着ました。まだサポートされていました。なので、家へ上がってもらって居間でサポート受けていました。微妙に悪いなって思いました。微妙にですが。それでケーブルが原因ぽいことがわかり、40分くらいお互いにボーっとして出発しました。
 今回、お昼のランチに選ばれたお店は、バースディというカフェでした。そこで、ホットサンドのようなちょっと違うようなものを食べて話していました。
 話した内容は、いつものごとく好き勝手です。旅行へ行くよ、サラダのドレッシングがおいしい、彼氏がおかしい、旅行はこんなのだったよ、友達といると楽しくてタバコが進む進む、そんな感じです。あとは人にというか、ここがわたくしが書いていると地元の友達にばれたとき、春子様に不利になるような内容です。知らなくてもいいことってあるよね!
 それから、スクラッチがしたいというのと、パソコンのケーブルを買いたいというのが合致して、色々集まっている郊外の店へ行きました。カフェもいい加減郊外だったんですけど。
 それでまず電気屋さんによりぐるっと周りました。そしてケーブルを片手に見つけたマッサージチェアのコーナーで体験してみることにしました。すごかったです、春子様の顔が。マッサージチェアがこんなにすばらしいものだったとは。脚のコリをほぐすことができた上に、ちょっと人に見せられない女性の顔を見ることができる。まさか、世界最大の発明がマッサージチェアだったなんて。腰の辺りが小刻みに震えていたのもすばらしいです。そう、すばらしいのです。
 体も心もほぐれたあと、スクラッチに挑戦しようとし、16日からだとか言われました。それで、春子様が図書館へ本を返すのを付き合いました。それから、次はどこで座ろうというかと考えていて、砂丘か海の見える喫茶店に行くか選び、海が見えるところへいきました。そこは、わたくしが親戚の家に行くときに通る道にありました。正直、とっくにつぶれていると思った場所でしたので、軽くびっくりしました。それで近くでタバコを買って、喫茶店へ入りました。
 そこは、海が良く見える場所でした。それが売りなのか、どこも海が見えるようにイスやテーブルがセッティングされていました。とてもきれいでした。テトラポットと遊泳禁止の看板が少し殺風景ですが、シンプルでそれはそれでよかったです。でも、夕日を見るために来たはずだったのに、季節からの太陽の角度が悪かったのか、太陽が窓の外に見切れていました。
 まぁそれなので、半分夕日を無視して話していました。
 ここで、わたくしたちはまたバババと話しました。
 春子様は老人ホームで働いております。元々、そういう方々をケアするために、老人ホームの調理師になりました。しかし、そこで色々と問題があるようです。たとえば、料理に彩をつけて、食べることを楽しんでもらうために星型に人参を切り抜いたとします。そうした場合、文句が来ます。なぜなら、食べさせる看護士さんにとってそれは手間だからです。最近看護士になるという若者が増えたとはいえ、雇用する側にとっては雇う者の選択肢が増えただけです。お金がないのは変わりありません。それなので、看護士にとっては、一つ手間が増えると掛け算で人数分手間が増えていきます。元々ギリギリに作業がこなせるように配置されているからです。そのため、春子様は機械的に上から言われたことを行うことしかできず、嫌になってきているようです。もちろん、看護士側の言い分も分かりますし、看護士からの何かしようということもあるそうです。しかし、うまい関係が築けていないために、どちらからの提案もときたまトラブルの種になってしまうそうです。
 なんとなくしんみりしつつ、わたくしはこの話を聞いていました。このことを解決するためには、人員を増やす、組織内でちゃんと意思疎通をする、個人と契約する、ということくらいでしょうか。しかし、春子様は若い上に臨時職員です。会社も、正社員を雇う予定は全くないということで、きっとこの会社ではうまくいかないでしょう。まぁ辞めろとは言えませんし、しばらくは停滞でしょう。不本意ながら。
 しかし、この話以上に考えたことは、まじめな顔で語っている春子様はきれいでした。夕日が店内を赤く刺し、薄暗くなってきた店内にいる春子様の顔に陰影を与えていました。まぶたのグロスがおかしかったのも、目じりのアイライナーが落ちてきているのも気になりません。女性は笑顔もいいですけれども、まじめな顔もいいですね。
 それから、鬱タイムは終わりといわんばかりに、頭の悪い話をしました。喫茶店へ行く前に話した早漏ぎみというか早漏の彼氏をいじったり、鳥取にスタバができるとしたらどこにできるべきかとかです。鳥取にスタバができても、ブランドイメージを保ったままの共存は難しいように思えます。
 そんなことを話していたら、春子様に時間が来ました。彼氏と約束があるそうです。それで、春子様に帰りの車中にセクハラをして帰りました。今度機会があれば胸を触ってもいいって言われました。でもキスは情が移るからダメだそうです。さすが彼女は恋愛のプロです。尊敬はしません。まぁどうせ次に会っても触りませんけど。
 車で家の前まで送ってもらい、バイバイ気をつけてねと言ってさよならしました。
 玄関についてカギを開けようとすると、春子様が吸っていたタバコの匂いが服からしてきました。禁煙しているはずなのに、仲が良い友達といるとつい吸ってしまうらしいです。わたくしはタバコは吸わないので、ちょっと匂いが目立ちます。でも、服に残った苦手なタバコの匂いはすぐ消えてしまうでしょう。少しだけの間についた匂いは長くは残らないものです。それでも、少しの間に生まれたタバコの匂いを楽しみながら、次に会う時を楽しみにしたいです。
by swingpop | 2006-03-07 19:14 | 日常
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