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京都の『ルーブル美術館展』に行ってきました。場所は正直よくわからない所でした。京都に着いてバス任せでがんばってました。
そんで『ルーブル美術館展』の感想!欲しい物はございませんでした!もっと、ドロドロとしたものを見せ付けられることを望んでいたので、がっかりです。できれば、泥仕合を知りたかったです。知った後に三時間胃に残りそうな、そんなのが欲しかったです。 んでも、展示されている絵画はすごかったです。これが本物かって本気で思いました。印象派とかにはない、ぼやけていない光が眩しすぎです。構図も見ていて落ち着きます。不安定じゃないことの素晴らしさをシミジミ感じました。特に良かったのが、『アモルとプシュケ』と『プシュケとアモル』です。なんだろう、このタイトル。画家は二つとも違う人なんですけど。『プシュケとアモル』の方の絵はこんなのです。 あー、プシュケがキレイすぎる。ピカソの絵より全然見つめれるよ。入り口付近にあったんですけど、最後まで行ってからまた戻って眺めたよ。あとは、『殉教の娘』と、『賭博偏執狂』がステキでした。 才能ってものによっては永遠に残るって小さい希望っすね。 観終わってから、上の階でしたいたどこかの高校の展示会をミニスカートに引かれて発見し、空気が違うって思ったから帰りました。帰るとき、なんとなくバスで帰るのがもったいない気がして少し歩きました。そうしたら、清水寺への道があることに気づきました。 そんで、雨が降ったあとの『ねねの道』を歩きたかったので行ってみました。死んだ後とはいえ、自分の名前の風光明媚な道が作られるのはうらやましいです。 何した人か知りませんけど。 歩いた後、可愛い子様に送っていた「まだ京都なん?」メールに返信っていうか着信がありました。それで、色々話したあと、迷子になっているわたくしをナイト様と一緒に迎えに来てもらえることになりました。五重塔だと思ったら八坂の塔で、いくつもあるのかこれって本気で思いました。 んで、待ち合わせ場所を祇園の花見小路に設定して、舞妓さんとその周りを眺めました。あそこすごいですね。舞妓さんをカメラで撮ろうとする外国人の多さが際立つ際立つ。毎日のように、人権無視で容赦なくカメラを向けられる無名人って世界ではマサイ族しか思い浮かびませんよ。あと、うなじを思いっきり見せているのは、今でいう胸の谷間を見せるのと同じ意味だったような気がしました。白すぎてわたくしには無理ですけど。それにしても、舞妓さんの世界って好きです。今では女衒もいなくなり、置屋も微妙な形でしか残っていないのですが、ちょっとしたドロドロを想像させます。でも、そのドロドロなのを表に全く出さずに綺麗なものとして見せる力には驚かされます。マクドナルドの調理場のようです。 まぁそんなことを考えつつ、可愛い子様とナイト様到着です。確か18時頃だったので、ご飯を食べに行きました。適当に車を転がして、適当に歩いてお店を見つけました。お店では、初めて湯葉と生麩を食べました。湯葉は豆腐でした。生麩は、お餅みたいでした。個人的には、生麩のモチモチした感じが好きです。ポンデリングよりモチモチしてたよ! んで、明らかに貧しそうなわたくしのために、ナイト様がおごってくれました。本気でありがたかったでございます。重ね重ね御礼申し上げます! それでご飯食べた後は、京都駅まで送っていただいて、大阪へ。楽しかった旅は終わりました。しかし、なんとなく何かあるなって思ってたんですけど、本気で何かありました。なんていうか、地下鉄四つ橋線が終電迎えてました。地下鉄御堂筋線は平気だっただけに悔しかったです。それで仕方なく、初めての徒歩帰りです。大国町駅から住之江公園駅まで!最初軽く考えていただけに、大変でした。でも綺麗なものはたくさんありました。閉店したガソリンスタンドに侵入して寝ている10人くらいのホームレスさん。携帯電話を持って道路を眺めていた若い男性。犬を抱いて立ち往生しているお風呂から上がった香りがする女性。三分ごとに通り過ぎる深夜一時にもしているお店。全部綺麗でした。 しかしたくさん歩きました。約1時間10分でした。ひさしぶりに足が棒です。座っていたら、ふくらはぎがつるのは切なかったです。 とりあえず、今日付き合っていただいたお二人様どうもありがとうございました。なんか妙に楽しかったです。 そして、可愛い子様、24歳の誕生日おめでとうございます。いきなりだったので何も用意できませんでしたけど、呪わないでください。 最後に、今日の日記を長々と読んだ方、お疲れ様でした。2000字近くの適当な文章を読んでくださって、感謝しおります。ごくろうさまでした!
by swingpop
| 2005-10-08 04:24
| 日常
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