早めに見えなくなると思います。
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夢と見せかけて時間旅行記
 本当なら今日は、本日見た夢が伏線回収がうまくいきすぎてて起きてから自分でうなったのを書こうと思ってました。ゾウに化けた未来人が、ゾウを捕まえた私にお金を渡して本屋にまでいってその隙に未来人にとって将来的に恨みを持つ人物を殺したのとかすごかった。未来人そこまで考えてゾウに化けてるときに炊飯器を踏んだの!?という驚きは私にはもう表現しようがありません。
 でも今回は、かねてから予定していた0泊1瞬の時間旅行に行く挨拶をしたいと思います。三ヶ月前に、マイナス同士をかけるとプラスになるという単純な公式を手がかりに、もしかしてもしかするんじゃね?で始めたのがきっかけでした。それで簡単にやってみたら意外とうまくいき、結果的に過去への時間旅行が可能になりました。
 こんな気の時間旅行の目的は、好奇心です。ぶっちゃけやってみたかった。でもタイムパラドックスとか怖いので、一瞬だけいって高感度カメラで写して帰って来るという計画です。アニメのキャラクターのように旅するのは怖すぎます。コロッケを教えてあげても仕方ないですし。
 それでいい加減のような、石橋をカーボン合金に替えるように慎重なような。よくわからない計画も今夜実行です。みんなが寝静まってからです。無事に済めばいいのですが。
 とりあえず、この世界のデータは持っていこうと思います。いや、何もかわんないだろうけどね!
 それでは、もう少ししたらいってきます!お土産は期待すんなよ!



 ただいま帰ってきました。本当に一瞬過ぎて、トイレとかわらない気がします。てか、球体に入って宝、エンジン音しか思い出にありません。人類最初の時間旅行は本当に成功したのでしょうか。これから映ったものを調べたいと思います。

 ちゃんと映ってました。でも怖い。ほんの一瞬なので、映した枚数は100枚越えていても、全部同じです。予想してたけど、全部同じのが映ってます。
 それで映っていたものは、当時の人間でした。どれだけ昔の時代の人間なのかわかりませんが、有史以前かもしれません。
 プリントアウトした写真には、誰かを憎んでいるような顔が映っていました。
私がまん前に出現してしまったのか、誰かを呪い殺そうとしているような顔のアップで映っています。偶然とはいえこんなにカメラ目線で映らなくてもいいのにと思ってしまいます。ずっと眺めていると、私が彼の仇敵になったような錯覚さえしてしまいそうです。
 次ぎはこの世界を調べてみようと思います。見たところ、何もなさそうですが、一応調べておくつもりです。

 おかしい。テレビを見てみたのだけど、民放のチャンネルが1つ減っている。
 不安になって世界人口を調べてみた。そしたら現在の人口がたった76億人しかいなくなっている。どうしてなのか考えても、私の時間旅行しか原因が思い浮かばない。しかしどうしてだ。本当に一瞬しか飛んでいないはずだ。一瞬までの間に、何かしら滞在する時間が出てしまったのだろうか。
 私の脇では、呪い殺そうとするような人間の顔がある。私のことが憎くてしかたないと言っているようだった。恐ろしかったので、写真を裏に返した。

 親の寝息を確認してから、私はもう一瞬だけ時間旅行をしてみることにした。元に戻ることはないだろうと思う。けれど、人口さえ増えていれば私は安心できる。そしてテクノロジーも進んでいてほしい。さっき家を調べてわかったのだけれど、分野によっては退化している。なぜエアコンがあんな高い場所にあるのか。旧来のものはそうだったという記憶があるだけに恐ろしい。
 それに、私が一番かえたいのが紛争だ。なぜこんなに争いが増えているのか。民放では流さなかったが、外国のニュースではしていた。言葉はわからないが、理性によって紛争をなくすシステムが働いていない。もしかして、そのシステム自体開発されていないのだろうか。何が起こっているのか。

 今回も無事に戻ってこれたという意味では成功だった。
 しかし、今回はカメラは起動させなった。もうあの顔を観るのは嫌だったからだ。
 親の寝息を確かめて部屋に戻り、裏返しにした写真の背をちらみしてからテレビを確かめる。民放の数はかわらなかった。
 次ぎはパソコンを付けて人口を調べてみることにした。怖い。人口は簡単に出てきた。66億人。また減っていた。
 私は愕然とした。また世界がかわっている。今度の世界は今までよりさらにひどくなっている。どんな歴史を歩んだら、人口が66億人になることができるのか。
 私は家を調べた。さっきの世界よりテクノロジーは落ちるにしろ、台所はかわっていなかった。この世界でも、包丁は過去の遺物になっているようだ。
 安心しつつも、ニュースを調べた。紛争は増えて、民族主義などの子供さえもいわないであろう言葉が踊る。この世界はどうなってしまっているんだろうか。
 私は、この世界に取り残されてもう友人と会えないのだろう。考えれば考えるほど、自分のしたことの重さにつぶされそうになる。殺すのではなく、生まれてこなせなかったことに対して私はどうすればいいのか。
 もう一度飛ぶのも考えた。しかし、これ以上に悪くなるのが恐ろしくて、私にはもうできない。このまま、よく考えてみようと思う。

 さっきこの世界の友達からメールが来た。深夜にどうしたのかと思ったら、暇か?だそうだ。私はできるだけ自然に、暇だよと返した。
 メールの変身を待つ間、寝てしまっていることにすればいいと思ったが、もう遅かった。
 メールが返ってきた。やっぱり眠れないか?と。実際に眠れそうもなかったので、もう少しかかりそうだと書いた。ついでに、包丁のことも聞くことにした。調理器具がないのに、包丁がないのが不思議だったからだ。この世界では食事に関してのテクノロジーが進んでいるのだろうか。
 またメールを待っている間、最初にとった写真をめくってみた。最初の通り、何かを呪っていた。消えた人間たちも、いたらこんな顔で私を憎むのだろう。
 返信があった。
『両親が死んで二ヶ月が経つけど、元気出せって。夜中だけど、飲みに行くか?明日なにもないのなら付き合うぞ。あと包丁は何本あるかだっけ?普通一本はあるだろ。他は予備とかが1か2本あるかもしれないから、まぁ2,3本だな』
 私の両親は死んでいた。何があったんだ。私は聞きだすために、飲みにでも行こうかと迷った。
 そのとき、廊下から戸かゆっくりと開く音がした。
 両親が死んでいるのなら、誰があの部屋で息をしていたんだ。そして、なぜこの家には包丁がなくなっているんだ。
 私はそのことに気づいてから、この文章を書いている。音はゆっくりとばれないようにしているかのごとく近づいている。今ももう、すぐ隣の部屋の前からロウのきしむ音がする。
 もう一瞬、世界を変えておけばよかった。
 今は何か武器がないか周りを見回している。あったのは呪い殺すような視線をする人間の写真だけだ。
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by swingpop | 2007-09-08 05:06 | 日常
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