ブックオフで、ライトノベルの『バカとテストと召喚獣』(350円)と池波の『剣客群像』(300円)を買いました。
ああ、平成だなって値段です。それでバカとテスト。背景描写が極端になく、会話で話が進みます。あと、なんだろ、心理描写がテンプレっていうか、オチが弱かったというか、無理矢理だったような。
次に剣客。昭和と平成の間に何が横たわっているのでしょうか。池波正太郎が最高峰に近い人なのは仕方ないとはいえ、なぜ、比べてしまうと、なぜ。なぜこんなことに。
後アニメのかなめもがおもしろかった。家族と家財、両方なくした少女が周りに励まされて、寂しさのようなものを溶かしていく話です。ぶっちゃけギャグです。それでも、名作劇場のようなひたむきさは、感動できます。
特にラストは、すっごいきれいにまとまってた。あれはすごい。総括しながら、先につながる終わり方でした。ほんとすっごい!
ついでになんだろ。近くの書店が全巻仕入れたけんぷふぁーなのですが、アニメはあれでした。小さな書店なのですが、あれは売れるのだろうかと心配してしまいます。わたくしはちょっと買いませんので、わたくし以外の鳥取人の心意気に期待です。もちろん期待はあまりしてません。